it保険について記載しています。2011年4月に報道されたソニーのPlayStation Networkからのユーザー情報漏えい問題は世界中を駆け巡りました。世界の電化製品リーディングカンパニーである巨大企業がサーバーへのハッキングを許してしまったということはネットセキュリティの脆弱さを露呈した形となったのです。

この時の内容は PlayStation Networkおよび「Qriocity」のパスワードとユーザー名などの個人情報とオンラインユーザーハンドルネームが「権限を持たない何者」かによって2日間に渡って不正に取得されたというものでした。しかもこのニュースがアナウンスされた時点で同サービスを介してユーザーが利用していたクレジットカード情報はどこまで流出したかをソニー側は把握できていなかったのです。

世界一のコンシューマーゲームメーカーを標的にしたハッカーは未だ正体が謎に包まれたままです。また2005年にも上場企業や有名企業を標的とした不正アクセスが立て続けに発生し大問題となりました。非ネット社会だった時には企業が堅牢な金庫にでもしまっておけば、仮に誰かが顧客情報を流出させたとしても犯人の特定にはそれほど時間は掛からなかったでしょう。

その情報の保管場所を知りえるのは極限られた人物でしかないわけですから。しかし、ITに依存しなければ利益追求が出来ない現代では決して破られてはいけないはずの大企業のサーバーが誰かによって破られてもその犯人の特定には多くの時間が費やされてしまいます。個人情報は企業にとって財産とも言えるものです。

ネット社会になって企業はハッキング等のトラブルに対するリスクマネジメントをそれまで以上に考えなければならない時代へと突入したのです。このような事件を背景にして今、経営上のフィナンシャルリスクを第三者へと転換する保険が注目を集めています。一口にIT事業といっても業態は様々です。

ITベンダーがネットワークやサービスの停止、プログラムミスやオペレーションミス、またハッキングといった不測の事態に遭遇した時に訴訟問題に発展しかねない損害が発生すればユーザーに大きな損害を与えるばかりでなく、当然損害賠償が請求される可能性もあるからです。

当サイトを通じて個人情報の取扱や企業の機密情報漏えいなどIT情報を扱うリスクやそういった事態に備えるためのIT関連の保険に関しての概要を知っていただく事が出来れば幸いです。